デスノート

大場つぐみ・小畑健コンビニによる人気マンガ。

「ノートに名前を書くと、その人間が死ぬ」という死のノート。死神が人間界に落とした1冊のノートを拾った高校生の夜神月。法ではまだ裁かれていない凶悪犯罪者たちを次々にノートを使い殺すことで、善人だけの世の中を創ろうとする。一方、連続殺人犯の手がかりを全く掴めない各国の警察は、世界一の探偵と言われるLに捜査を依頼する。

誰でも思いつきそうな設定のアイデアから、ここまでの形にできるという、大場先生の凄さが分かる作品。また、全部読み終わった後にパイロット版の読み切りを読んでみたのですが、全くこういうマンガになるとは思わなかったので、ジャンプ編集者はやっぱりすごいんだなと思いました。

1巻ではLの顔はまだ登場しませんが、後ろ姿などの雰囲気では水嶋ヒロみたいなイケメンでした。大場先生もそんなイメージだったと話していたような。。それが小畑先生とのキャラ作りによりLがあんな感じにめちゃくちゃ魅力的になったのも、週刊連載ならではの素敵な流れですね。

リュークとかLの言葉や態度が良いコミックリリーフになっていて、ただのシリアスな展開にならないようにしているのも、このマンガの魅力を高めている気がします。映画版になると2時間で収めるのでその辺りの空気が一切失われてしまうんですよね。。（大抵の実写化はそこで失敗してる気がする）