2018年2月7日 | 映画
ソーシャル・ネットワーク
![](https://torimatome.uehasu.com/img/socialnetword.jpg)
FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグの半生を描いた作品で、『セブン』で有名なデヴィッド・フィンチャーが監督。映画館でも見たのに、たまに無性に見たくなります。
他の監督が同じようにザッカーバーグの半生を元に映画にしたら、こんな風にテンポよくは撮れないんじゃないかな。スコセッシが撮ったら子供の頃から始まって長くなるだろうし、、。脚本を短くはせずにセリフを詰め込み、キャストのセリフスピードを早めることで対応したそうです。
この作品もそうですが、デヴィッド・フィンチャーの映画って、観終わった後に「ふぅぅ、、」とため息をついてしまう。楽しい映画、悲しい映画、見終わった後の感想がハッキリする映画も嫌いじゃないですが、フィンチャーみたいに、なんとも言えない感覚を残してくれる映画も好きです。考えさせるでも、しこりがあるでも、切ないでもなく、そのどれもでもあるような。割り切れない割り算の計算みたいな。フィンチャーの得意な暗めのライティングがこの作品でも生きています。
元イン・シンクのジャスティン・ティンバーレイクがNapsterのショーン・パーカー役で出演しています。